こんばんは。
占い師けんたろうです。
本日も鑑定依頼ありがとうございました。
先週、今週と後天的ますかけ(マスカケ)線の方を何人か鑑定させて頂きました。
後天的ますかけ線とは
後天的ますかけ線とは生まれた時はますかけ線ではなかったが、いつの間にか補助線等が伸びて、手の端から端まで線が繋がった相です。
書物等を見ると後天的ますかけ線の方はとても努力をして人生の深みを身に付けた方がなる相だと言われております。
鑑定をしていて、結構若い方で後天的にますかけ線になっている方もいらっしゃいます。
後天的にますかけ線になる方の特徴
後天的にますかけ線になった方にお話を聞くと、ご両親または彼氏、彼女、配偶者がますかけ線である方が非常に多いのです。
特にご両親がますかけ線である場合は、もともとますかけ線の要素は遺伝として受け継がれています。
それがなにかのきっかけにより形となって顕在化します。
単純に年齢を重ねた結果、後天的にますかけ線になる方もいれば、一人暮らしをきっかけにした方もいれば、尊敬する方と出会ったあとに刻まれた方もいらっしゃいます。
ただ、もともとますかけ線の性質は持っているので、人生が180度変わるような大変化にはならないケースです。
一方、ますかけ線の彼氏や彼女、配偶者、お子さんの影響を受けて線になった場合は、もともとますかけ線の要素がないので、人生が大きく変わるケースが多いです。
鑑定して思うのは、努力した結果ますかけ線になるというよりは、後天的にますかけ線になった結果、なにかの分野にのめり込んでいくという感じです。
ある方の場合
鑑定にお越しいただいたある方は、ますかけ線の配偶者と結婚した後に感情線からの補助線が知能線と合流した後天的ますかけ線の方でした。
この方は、結婚を機に専業主婦をしておりましたが、あるセミナーをきっかけに世界観が変わり、一念発起して勉学に励み、いまでは大学教授をしています。
「いろいろとラッキーでした」とのことでしたが、普通に考えるととても難しいことを成し遂げていると思います。
このように手相は自分の考え方や行動が変わることでも変化をしますが、身近にいる人の影響でも変わる場合があるのです。
鑑定の経験上、ますかけ線と離れ型の知能線がよく相手の影響を受け、変化する相の代表です。
後天的にますかけ線になるのは右手?左手?
後天的にますかけ線になった方の手相を拝見すると、右手が後天的にますかけ線になっている場合が圧倒的です。
右手は社会生活をしていく中で対応していく手相です。
また30代中盤以降に役割を強めるのは右手となります。
配偶者や身近な方の影響を受けて、後天的にますかけ線になり、それまでの生き方とは違う人生に代わることを教えてくれています。
右手がますかけ線になった場合は、今までの人生経験から将来を考えるよりも、いままでとは違う生き方を模索して吉となります。
左手が後天的にますかけ線になる方は、お話を聞くとご両親や祖父母がますかけ線の方が多いです。
左手の変化なので、精神的な変化や家庭内など主に内側に変化が生じます。
何かを研究したり、趣味を見つけたり、熱中したり、なにかを学ぶタイミングであることを教えてくれています。
後天的ますかけ線が刻まれたなら
さて、後天的なますかけ線ですが、非常に悩まれている方が多いです。
話を聞いてみると、なぜか小さい会社を受けたが受からない(評価は高いのに)。
気が付けばダメな上司に囲まれた。
なんだか仕事がつまらなくなった。。。
手相が変化したが為に、現状では物足りなくなってしまうのでしょう。
後天的にますかけになった方も、自分のやりたい事をやらなければ運が開きません。
自分の才能は何か。
どのような事がしたいのか。
夢はなんなのか。
ますかけ線は人の何倍もやりたいことが見つかりません。
逆に言えば、やりたい事が見つかれば、努力してますかけ線になった事もあり、鬼に金棒です。
まずは、気になったことをあまり深く考えずに初めてみることをお勧めしています。
面白いと思えば続け、面白くないと思えば、違うことを初めてみればよいのです。
ますかけ線はマイノリティーの手相です。
一般的には石の上にも3年などと言われますが、違うと思ったら辞めて新しいことをすればよいのです。
周りからすると飽きっぽいといわれてしまいますが、興味を持つものを見つけることが大事です。
後天的にますかけ線になった方は右手であろうが左手であろうが、
やりたいことをやって吉の相となります。
ますかけ線の特徴をさらに知りたい方は以下のブログもオススメです。